
東京のお正月は雨が降らない。
お陰で新しい年の始まりは前向きになれる。
やる気に満ちた,新鮮な気持ち。
半ばを過ぎると雨が降るようになり,人の生活も日常に戻っていく。
雨は雨の良さがある。
ラグビー部の色黒でマッチョな彼は,超前向きで,「雨の日って、楽しくないっすか?」って白い歯を見せてにこにこしてた。
それを聞いた私と色白空手部の彼は,『は?ばかじゃん。』ってなった。
しかし,同時にそんなこと言える彼が羨ましくなり,それって超いいじゃん,って思った。子どもみたいだった。
空手君は雨に濡れるのが大嫌い,アメフト君は傘をささないで歩きたいタイプ
全然違う彼らはとても仲が良かった。
仲良くなる基準って何?って思う。
そのうち,マッチョ大会を目指している空手君の方が黒くなった。日焼けサロンに通っているらしく,黒光りしていた。
もうしばらく2人の顔を見ていない。
とにかく…
雨が降ると彼ら2人のことをいつも思い出す。
そんなくだらない会話,空気を鮮明に覚えている。
楽しかったなって。
元気にしてるかな?
そのうち,ばったりぶつかるように会える気がしてる。(多分三茶あたりで)